弁護士堀鉄平の交渉の奥義!”ID その真髄と活用” その②
(その①の続きです!)
例えば、男らしいワイルドな性格の男性を好む女性に対しては、
アプローチするメールは最低限にして、メールの内容も用件だけの簡潔なものにすべきでしょう。
この型の女性に対して、女性側に興味のない話を長々とメールで送りつけたり、
返信のない女性に対して「メールは読んでくれたかな?」などと催促するのは愚の骨頂です。
「女々しい人だわ」と一蹴されても文句は言えません。
ようやくデートの約束が取り付けられたとして、まだデートまで二週間も前であるにもかかわらず、
「○○さんの好きなイタリアンのお店を予約しましたよ!」と
準備万端・やる気満々であることをアピールしてはいけません。
この型の女性は、男性にマメさは求めていないのです。
デートのお店の予約は、前日か、もしくは当日に行き当たりばったりで
考えるくらいの大胆さがかえってプラスに働きます。
他方で、優しくてマメな男性を好む女性に対しては、真逆の対応を取ることになります。
メールもマメにすべきですし、文章もしっかり考えてから送りましょう。
デートで予約する店にも事前に下見に行くくらいがちょうどよいです。
帰り際には、重荷にならないくらいのお土産を手渡しつつ、
タクシーに乗車させて見送るのがベストです
(タクシー代まで渡すべきかは、あなたの気持ち次第でしょう)。
その他の型の女性に対しても、それ相応の交渉のやり方がありますし、
その場の状況や本人同士の相性、年齢差、収入差等で戦略は変わってきますが、
要するに、「何となく口説く」のではなく、データや根拠に基づいて交渉・駆け引きをする方が、
うまくいく確率が高まるということです。
野村監督が長い間キャッチャーをしていて、
最も怖い相手だというのが先に述べましたD型(=球種にヤマを張る打者)ということでした。
ヤマには根拠がないからだそうです。
恋愛においては、直観で選ぶ女性にはどうしようもないということかもしれません。
それでは、今回はこのあたりで。
最後までお読みいただきありがとうございました。