【オンライン・会場】森川友和弁護士が2022年7月26日(火)に,一般社団法人企業研究会が主催するセミナーにおいて「新任担当者のための『ビジネス契約』作成の実務」と題する講演を行います
≪開催日時・会場≫
2022年7月26日(火)13:00~17:00
【会場受講の場合】
企業研究会セミナールーム(東京:御徒町)
〒110-0015 東京都 台東区東上野1丁目13ー7 ハナブサビル
※本セミナーはWEB会議システム(ZOOM)を利用して
ご自宅やオフィスなどからでもご受講可能でございます。
≪受講対象≫
法務部門、総務部門、購買部門、知的財産部門など関連部門の新任ご担当者
ビジネス契約の基本を習得されたい方
講 師
弁護士法人 Martial Arts 弁護士 森川 友和
≪プログラム≫
第1部 契約書作成にあたって
1.契約書を作成することの意味 ~口頭による契約と何が違うのか?
(1)契約は形式を問わない
(2)契約書を作成することの意味
(3)公正証書の活用
2.契約書をいつ締結するか
(1)望ましい締結時期
(2)正式締結前の覚書等に関する問題
(3)契約締結上の過失の理論
3.契約書を誰が作成するか
(1)どちらが原案を作成するか
(2)法務部との連携の重要性
(3)雛形の利用について
(4)弁護士の上手な使い方
4.契約書を何種類作成するか
(1)基本契約と個別契約
(2)守秘義務について
(3)約款について
5.契約書の締結をどのように行うか ~締結名義,印鑑等をめぐる問題
(1)締結名義について
(2)契約書に押印する印鑑
(3)訂正に関して
(4)割印について
(5)目録をつける場合
6.印紙税に関して
(1)課税物件と税額
(2)納付方法と当事者間の負担関係
第2部 契約書チェックのツボ
理想的な契約書とは?どこをどうチェックすればいいのか?
第3部 契約を取り巻く法律
1.契約自由の原則とは (1)契約自由の原則 (2)内容決定の自由
2.消費者契約法 (1)消費者契約法の目的 (2)消費者契約法により無効とされる条項
3.独占禁止法 (1)独占禁止法の目的 (2)不公正な取引方法 (3)注意すべき類型
4.下請法 (1)目的(2)適用範囲(3)親事業者の義務
(4)親事業者の禁止事項(5)下請法に違反した場合
第4部 各契約条項における注意点
1.全般的な注意点 (1)注意すべき用語の使い方(2)期間計算
2.基本契約・個別契約の関係
(1)基本契約の適用範囲
(2)基本契約と個別契約の優先関係
(3)個別契約の成立
(4)注文書等に対する諾否の回答
(5)下請法との関係
3.納品・検収 (1)納期 (2)納入場所 (3)検収
4.所有権と危険負担 (1)所有権の移転 (2)危険負担 (3)注意点
5.代金と支払方法 (1)一般的な注意事項 (2)下請法との関係
6.瑕疵担保責任 (1)民法・商法の規定 (2)期間設定をどうするか
7.トラブル時の処理 (1)原則論 (2)注意点
8.知的財産権の取扱い
9.損害賠償 (1)規定がない場合について(2)注意点
10.守秘義務・個人情報の取扱い
(1)対象となる情報の範囲について(2)盛り込むべき義務 (3)有効期間について
11.再委託
12.解除事由,期限の利益喪失
(1)契約書に明記しない場合の法律関係(2)注意点(3)期限の利益喪失(4)約定解除権
13.契約期間
14.残存条項
15.裁判管轄
(1)趣旨(2)専属的合意と付加的合意(3)仲裁について
≪お問い合わせ先≫
一般社団法人企業研究会セミナー事業グループ(TEL 03-5834-3922)
お申込み・詳細はこちらへ↓(企業研究会HP)