ネットの発達によるブログやSNSなどの普及により,些細な不祥事についても,大きな問題とされる現在では,企業における法令順守(コンプライアンス)が強く求められます。このことは,大企業のみならず,ベンチャー企業その他の中小企業でも同じです。しかし,中小企業においては,コンプライアンスへの対応まで手が回らない,または,コンプライアンスといっても何をしていいのかわからない,といった場合も多いのではないでしょうか。また,一定の取り組みを行っている場合でも,規程は作成したものの,現実に運用する体制が整っていないなど,実効性等に疑問がある場合が少なくありません。
Martial Artsでは,貴社の業種や規模その他貴社の実情を丹念に調査したうえで,現実的に機能するコンプライアンス体制の構築をお手伝いいたします。
万全なコンプライアンス体制を構築していた場合でも,事業自体は人が行う以上,不祥事の発生をゼロにすることは困難です。しかし,コンプライアンス体制を構築しておくことにより,問題の早期発見,損害の拡大防止を図ることができ,また,役員の責任を軽減することにもつながります。また,不祥事が発生した場合には,Martial Artsにて,事実調査,調査委員会の設置,委員の人選の判断や,被害者対応及び対社会的対応を含めて迅速に対応いたします。
社内のコンプライアンスを確立するためには,単に制度を整備するだけではなく,その内容を従業員に理解してもらう必要があります。いかに素晴らしい制度を構築しても,従業員が理解していないままでは,まさに絵に描いた餅です。
Martial Artsでは,弁護士による社内セミナー講師のご依頼もお受けしております。また,取扱テーマは,コンプライアンスのみならず,契約書の基礎知識,売掛金の管理・回収,労働問題,クレーマー対応等,幅広いテーマをカバーしております。適切な裁判例や身近に起こりうる具体例を盛り込んでセミナーを行うため,従業員の方々にも積極的に聴講していただき,大変好評をいただいております。
テーマについては,可能な限りご希望に対応させていただきますので,お気軽にご相談ください。
ご依頼いただいたA社は多数の子会社を抱える企業でした。A会社自身,つまり,親会社のコンプライアンス体制は構築されていたものの,子会社のコンプライアンスの管理体制については何ら配慮がなされていませんでした。このままの状態で子会社において何らかの不祥事が発生した場合,A社やA社の取締役に法的責任が生じかねない状況でした。
そこで,Martial Arts は, 子会社管理のための規程の作成を提案し,A社から事情を聴取した上で,A社の実態に合わせた規程を作成しました。この規程により,親会社子会社間での権限・責任の配分や,各場面における意思決定手続き等が明確になり,A社は,構築した子会社管理のためのコンプライアンス体制に基づき,円滑に子会社の管理を遂行されています。
お見積りになります。
120分 | 16.5万円程度 |
180分 | 22万円程度 |
※いずれも税込 |
※実費はご負担いただきます。
※上記はあくまでも目安です。具体的な契約条件は,事案に応じて定めさせていただきます。
当事務所では、依頼者のために闘う弁護士がいるということを広く認知していただくため、法律相談料30分5,500円(税込)で応じております。まずは扉を開けて、気軽に悩みを我々にご相談ください。
法律相談料30分5,500円(税込)